
不動産ポータルサイトの主要サービスを一覧表で比較|選び方のコツも解説
「不動産ポータルサイト」は、仲介会社の集客において欠かせないツールです。しかし、それぞれの不動産ポータルサイトには、異なる強みや特性があるため、自社の目的や条件に合うサービスを見極めることが重要です。
「知名度が高いから」と安易な理由で選んでしまうと、ミスマッチが生じ、コストに見合った反響が得られないケースがあります。
本記事では、貴社にとって最適な不動産ポータルサイト選びをサポートするため、主要サービスを一覧表で比較します。さらに、選定のポイントや成功事例などを交えて解説します。
目次[非表示]
- 1.主要な不動産ポータルサイトの特徴とは?一覧表で比較
- 1.1.SUUMO(スーモ):圧倒的な認知度を誇る
- 1.2.LIFULL HOME'S(ライフルホームズ):こだわり条件の物件を打ち出しやすい
- 1.3.at home(アットホーム):業務をサポートするシステムも提供する
- 1.4.不動産連合隊:地域密着型の仲介会社のためのポータルサイト
- 2.不動産ポータルサイトの役割とは?
- 3.失敗しない不動産ポータルサイト選びのポイント
- 4.不動産ポータルサイトの成功事例
- 4.1.物件情報を掲載した当日に問い合わせが来ることも!(北海道釧路市/株式会社サンタハウス様)
- 4.2.大手ポータルサイトを上回る反響を獲得!(福岡県福岡市/エステートつかさ様)
- 4.3.物件数が多い不動産会社なら月額制のポータルサイト!(宮城県仙台市/株式会社旭比野様)
- 5.地域密着の不動産会社なら「不動産連合隊」がおすすめ!
- 6.不動産ポータルサイトのよくある質問
主要な不動産ポータルサイトの特徴とは?一覧表で比較

まずは、主要な不動産ポータルサイトを一覧表で比較してみましょう。一覧表で比較してみると、媒体ごとの強みや料金体系の違いが明確になります。この中で、貴社に最も合う不動産ポータルサイトはどれでしょうか。
ポータルサイト名 | 特徴 | 強み | 料金体系 |
SUUMO | ユーザー利用率No.1 | 圧倒的なユーザー数にリーチできる | 掲載課金 |
LIFULL HOME'S | 物件鮮度No.1 | さまざまな機能で物件の魅力を伝えられる | 反響課金、掲載課金 |
at home | 加盟店数6万超 | 全国に情報発信できる | 掲載課金 |
不動産連合隊 | 北海道、仙台、名古屋、福岡などエリアに特化 | 特定エリアでの圧倒的な反響が期待できる | 月額制、掲載枠課金 |
※各社の料金体系はプランによって異なる場合があります。詳しくは直接お問い合わせください。
とはいえ、一覧表で比較しただけでは、自社と合う不動産ポータルサイトは判断しにくいものです。そこで、さらに各サービスの特性や強みを深掘りしていきます。
SUUMO(スーモ):圧倒的な認知度を誇る
SUUMOは、「ユーザー利用率No.1」の不動産ポータルサイトです。賃貸、新築マンション、注文住宅、リフォームなど多くのカテゴリを網羅し、圧倒的な知名度を誇ります。潤沢な広告予算を投じてTVCMやWeb広告を展開しており、SUUMOのキャラクターは住宅検討者の97%に認知されているほどです。
料金体系 | 掲載課金 |
運営企業 | 株式会社リクルート |
メリット | 圧倒的な数のユーザーにリーチできる可能性がある |
デメリット | 他社との競争が激しい、大手不動産会社が多数いる 事業用物件を掲載できない |
相性の良い不動産会社 | 潤沢な広告予算を持っている大手・中堅企業 |
LIFULL HOME'S(ライフルホームズ):こだわり条件の物件を打ち出しやすい
LIFULL HOME'Sは、「物件鮮度No.1」を打ち出す不動産ポータルサイトです。物件鮮度No.1とは、掲載中の物件情報に古い情報(成約済みの物件情報など)が少ないことを意味する独自の指標です。「LGBTQ(性的マイノリティを表す総称)」「サーフスポット」「テレワーク」など、こだわり条件で物件を紹介しています。
料金体系 | 反響課金、掲載課金 |
運営企業 | 株式会社LIFULL |
メリット | 最大30枚の写真と360度パノラマ画像で物件の魅力を発信できる |
デメリット | 反響課金は、冷やかしや誤って問い合わせをしたユーザーもコストがかかる |
相性の良い不動産会社 | こだわり条件の物件を得意とする会社 |
at home(アットホーム):業務をサポートするシステムも提供する
at homeは、加盟・利用不動産店数6万3,069店(2026年1月1日時点)を誇る不動産ポータルサイトです。全国の一般ユーザー向けサイトのほかに、学生・社会人・カップルのためのお部屋探しアプリや、空き家専門サイトも運営しています。不動産業務をサポートするシステムも提供します。
料金体系 | 掲載課金 |
運営企業 | アットホーム株式会社 |
メリット | 全国展開の不動産ポータルサイトであり、幅広いユーザーへ情報を届けられる |
デメリット | 全国的に加盟店が多く、競争率が高い |
相性の良い不動産会社 | 掲載課金で利用したい会社 |
不動産連合隊:地域密着型の仲介会社のためのポータルサイト
不動産連合隊は、北海道や名古屋・神戸・福岡など「エリア特化型」の不動産ポータルサイトです。大手の不動産ポータルサイトだと埋もれやすい仲介会社も、不動産連合隊なら主役になれます。
「月額制(無制限プラン)」と「掲載枠課金」から選べるため、少数の物件情報を掲載したい不動産会社にも、多数の物件情報を掲載したい不動産会社にも適しています。
料金体系 | 月額制(無制限プラン)、掲載枠課金 |
運営企業 | 株式会社ラルズネット |
メリット | 賃貸や売買だけでなく、投資用物件(収益物件)や事業用物件(テナント)にも強い |
デメリット | 特化していないエリアの不動産会社は活用しにくい |
相性の良い不動産会社 | 本気で集客したい地域密着型の中小不動産会社 |
不動産ポータルサイトの役割とは?

不動産ポータルサイトを選定する際には、まずその「本質的な役割」をあらためて整理しておくことが重要です。役割を正しく理解することで、「自社が選ぶべき不動産ポータルサイトの判断基準」が、より明確になるはずです。
「今すぐ客」へダイレクトにアプローチできる
不動産ポータルサイトを訪れるユーザーの多くは、「このエリアで、この条件の部屋に住みたい」と明確な目的を持っています。いわゆる「今すぐ客」がメイン層となるため、たとえ自社の知名度が低い状態であっても、反響を獲得しやすい仕組みと言えるでしょう。
また、昨今はSNSによる集客も注目されていますが、SNSのユーザーは「将来の見込み客」が多く、成約に至るまでには根気強い追客やファン化のプロセスが欠かせません。対して、不動産ポータルサイトは、ニーズが顕在化しているユーザーが中心のため、早期の成約が期待できます。
掲載されていることが「信頼の証」になる
近年では、物件情報の内容だけでなく、「仲介する不動産会社が信頼できるかどうか」を重視するユーザーが増えています。影響力のある不動産ポータルサイトに物件が掲載されているという事実が、ユーザーにとっての安心材料となります。このように、不動産ポータルサイトが持つ信頼性を活用することで、見込み客が抱く心理的なハードルを下げられます。
自社サイト(ホームページ)への呼び水になる
中小の不動産会社にとって、自社サイトのアクセス数(PV数)を自力で増やすのは容易なことではありません。検索エンジンで上位を狙うためのSEOには、コストと専門的な知見が求められるためです。
そこで注目したいのが、高い集客力を誇る「不動産ポータルサイト」から自社サイトへの誘導効果です。物件紹介ページから仲介会社の自社サイトへ直接リンクできる機能があり、これが流入数アップに大きく貢献してくれます。
ただし、「自社サイトへの誘導効果」というメリットが十分得られるかは、不動産ポータルサイトによって異なります。このメリットを重視するなら、以下の部分をチェックすると良いでしょう。
・自社サイトへのリンクができるか
・会社ロゴの表示が可能か
・リンク箇所が目立つ位置にあるか
失敗しない不動産ポータルサイト選びのポイント

自社に適した不動産ポータルサイトを選ぶためのポイントについても整理しておきましょう。選択を誤ると、集客効果が低下してしまうため、慎重な判断が求められます。以下のことを意識して検討してください。
営業エリアでの知名度・影響力があるか
不動産ポータルサイトの影響力は、エリアごとに大きく異なります。必ずしも大手ポータルサイトが、貴社の営業エリアで強いとは限りません。そのため、以下の点を事前にリサーチしたうえで、契約する不動産ポータルサイトを検討しましょう。
・自社の営業エリアで、影響力のある不動産ポータルサイトはどれか
・競合他社は、どの不動産ポータルサイトを利用しているか
貴社の営業エリアで影響力のある媒体は、Google検索や生成AIでリサーチすると把握できます。近隣の不動産会社と交流があるなら、不動産ポータルサイトについての情報交換をするのも良いでしょう。
無理なく運用できる掲載料金・運営コストか
不動産ポータルサイトの料金体系は、大きく分けて以下の3種類があります。
・掲載(枠)課金
・反響課金
・月額制
それぞれの仕組みとメリット・デメリットを理解し、自社の規模や営業スタイルに合った料金体系を選ぶことが重要です。
▼掲載(枠)課金:潤沢な予算を持っている不動産会社向け
掲載物件数や掲載枠に応じて費用が発生する不動産ポータルサイトです。
・メリット:反響数が増えても追加費用が発生しない(広告費を一定に抑えられる)
・デメリット:反響がゼロでも費用が発生する
▼反響課金:初期費用を抑えたい不動産会社向け
物件掲載は無料または低額で、ユーザーから問い合わせが入った時点で費用が発生する不動産ポータルサイトです。
・メリット:初期コストを抑えられる
・デメリット:成約につながらない反響でも費用が発生する場合がある
▼月額制:広告予算が限られた中小の不動産会社向け
掲載件数や反響数に関係なく、毎月一定額を支払う不動産ポータルサイトです。
・メリット:コストが固定されるため、収支計画を立てやすい
・デメリット:掲載物件数が極端に少ない場合、割高になりやすい
システムの使い勝手が良いか
不動産ポータルサイト選びでは、「システム(管理画面)の操作性」も重要です。システムが使いにくいと、「業務効率が落ちる」「物件情報をスムーズにアップできない」などの問題が起こり、集客力を高められません。
不動産ポータルサイトの操作感は、無料デモやトライアルを活用して確認するのがおすすめです。とくに、以下の部分をチェックしてみましょう。
・管理画面は直感的に操作できるか
・画像アップロードはスムーズか
・PV数や反響率を分析しやすいか
不動産ポータルサイトの成功事例

ここでは、エリア特化型の不動産ポータルサイト「不動産連合隊」を活用して成果を上げている企業の成功事例をご紹介します。
物件情報を掲載した当日に問い合わせが来ることも!(北海道釧路市/株式会社サンタハウス様)
サンタハウス様は、不動産連合隊の「反響の速さ」に驚きを隠せません。「連合隊に物件を掲載すると、本当に反響が早いんですよ。いい物件だと、掲載したその日のうちに問い合わせが来ることもあるんです。」と語ります。
多くの会社が悩む「登録作業の負担」についても、同社はこう述べます。「慣れると、資料が全部揃っていれば1件あたり5分か10分でサクッと登録できるので便利ですよね。忙しいときも助かります。」
サンタハウス様は、不動産連合隊のスピーディーな「物件掲載×反響」で効率的な集客を実現されています。
参照:不動産連合隊|お客様活用事例(株式会社サンタハウス様)
大手ポータルサイトを上回る反響を獲得!(福岡県福岡市/エステートつかさ様)
「自社の強み」と「不動産ポータルサイト」の特性が合致したとき、集客力は最大化します。その好例が、テナント仲介を得意とするエステートつかさ様です。
同社は以前、自社ホームページやレインズ、大手ポータルサイトを中心に集客を行っていたそうです。しかし、不動産連合隊を導入したところ、これまで以上の手応えを感じました。「今では、他の大手サイトと比べても、連合隊からの反響が一番多いんです」と語ります。
不動産連合隊でとくに感じるのが、ユーザーの中身の良さだそうです。同社が求める「居抜き物件」を探している開業準備中の個人事業主様からの問い合わせが目立つと言います。
エステートつかさ様のように「自社の営業エリアや得意領域に強い媒体」を見極めることこそが、成約への一番の近道となります。
参照:不動産連合隊|お客様活用事例(エステートつかさ様)
物件数が多い不動産会社なら月額制のポータルサイト!(宮城県仙台市/株式会社旭比野様)
不動産ポータルサイト選びでは、「反響数」だけでなく、最終的な「成約率」の指標も重要です。約20年にわたり不動産連合隊を活用されている株式会社旭比野様は、反響数と成約率の両面で確かな手応えを感じていると言います。
「当社の新規のお客様は、紹介経由以外であれば、連合隊から問合せの方が最も多いです。また、自社サイトや他のポータルサイトを含めても、成約率が一番高いのは連合隊です。」
多くの中小不動産会社が頭を悩ませるコスト面についても、同社は次のように評価します。「連合隊は物件の掲載件数が多ければ多いほど他のポータルサイトよりもコストを抑えられます。なので連合隊は『物件数は多いけれど月額費用を抑えたい』という不動産会社に向いていますね。」
参照:不動産連合隊|お客様活用事例(株式会社旭比野様)
地域密着の不動産会社なら「不動産連合隊」がおすすめ!

本記事では、主要な不動産ポータルサイトの特徴を一覧表で比較してきました。貴社が地域密着型の仲介会社なら、最もおすすめしたい不動産ポータルサイトが「不動産連合隊」です。
それぞれの地域に特化した集客力と、コストパフォーマンスの高さで、多くの地域密着型の不動産会社に選ばれ続けています。
「自社の営業エリアでどれくらい効果があるのか?」「具体的なプランを知りたい!」という方に向けて、不動産連合隊の詳しい情報をまとめた資料をご用意しました。貴社の集客を最大化させるためのヒントとして、ぜひ下記のバナーよりダウンロードしてください。
不動産ポータルサイトのよくある質問
不動産ポータルサイトの仕組みは?
不動産ポータルサイトは、仲介会社にとって「集客チャネルの一つ」です。契約後の基本的な流れは以下のとおりです。
1.物件情報を入稿する
仲介会社は、不動産ポータルサイトの管理画面から物件情報を登録します。入力内容は、所在地・賃料・間取り・写真・コメントなどで、ポータルごとにフォーマットが異なります。
2.見込み客からの問い合わせを受ける
不動産ポータルサイト経由で
・メール問い合わせ
・電話
・来店予約
などの反響が入ります。ここから先は、自社の営業力・対応力が成果を左右します。
3.来店・内見・成約へ
不動産ポータルサイトはあくまで「入口」です。最終的な成約率は、初期対応のスピードや提案力に影響されます。また、多くの物件の中から自社の物件を選んでもらうには、「選ばれるための工夫」が不可欠です。
不動産ポータルサイトの反響率を高めるには?
不動産ポータルサイトの反響率を高めるには、競合物件と比較された際に「選ばれる工夫」をすることが重要です。以下の3つのポイントを押さえましょう。
▼写真の「質」と「量」を追求する
視覚情報はユーザーの第一印象を左右します。最近では、CGを活用して空室の写真に家具や小物を配置する「バーチャルステージング」で効率的に質を上げられます。
▼「物件紹介文」による差別化
スペックだけでは伝わらない物件の魅力を紹介文で伝えましょう。最近はAIの活用により、他社と差別化された質の高い紹介文を効率的に作成することが可能です。
▼「鮮度の高い情報」をスピーディーに掲載
ユーザーは常に最新の情報を求めています。新着物件をいち早く掲載し、情報の更新をこまめに行うことで、成約意欲の高いユーザーを逃さずキャッチしやすくなります。









