「連合隊でガンガン反響取りたいっス!」ベテラン参加企業に学ぶ『連合隊のコツ』 (物件登録:【写真力】編)
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さぁ、いよいよ物件登録だ!反響が来るかどうかのほとんどは、ここで決まると思ってもらっていいよ。
先に教えてしまうと、WEBでの反響数には公式があるんだ。
【(物件力+写真力+コメント力)×更新頻度】 だよ。
これを聞いて、どういう意味かピンとくるかい?
それだけ聞いてもわかりません・・・
ボクでもわかるように説明お願いします!
【物件力】は、文字通り、その物件自体が持つ魅力のことだ。条件や立地が良いだけで、反響はたくさん来る。これは当たり前の話だよね。
物件力は自分で自由自在に変更しにくい要素なので、ここでは、それ以外の【写真力】、【コメント力】、【更新頻度】について見ていこう。
これら3つの力は、努力次第でいくらでも上げることができるからね。
もし物件力が低くても、それ以外でカバーできるということですね!
ぜひ、教えて下さい!
よし。
今回は、その中でも最も重要な、物件の【写真力】について解説するよ。
目次[非表示]
写真の枚数が多いだけで、こんなにトクをする!
写真力は、写真の「量」と、写真の「質」の2つで決まるんだ。
できるだけ質の高い魅力的な写真を、数多く掲載することができれば、間違いなく今よりも反響率が上がるよ。
まずは、写真の「量」がどれだけ大事かについて解説するね。
ラルズネットが調査した、以下の連合隊のデータを見てみよう。
ある一定期間における、不動産連合隊で一つの物件に登録された写真枚数と物件PV数(=物件が見られた数)の関係について表したものだ。
写真を1~10枚しか登録していない物件は、1物件あたり12.9回しか閲覧されていないのに対し、21~30枚登録している物件は、その約1.8倍の23.4回も閲覧されているという結果が出たんだ。
つまり、連合隊では写真枚数の多い物件ほどクリックされやすく、より多くの反響が見込めることが、データとしてはっきり示されているんだよ。
ほんとだ・・・。
まあ、そうなんだろうとは思っていましたが、こうやってデータで出ると実感湧きますね。
写真枚数が多い物件のほうがよりたくさんクリックされるのは、どうしてだと思う?
そりゃあ、たくさん写真が載っていたほうが、物件のイメージが湧きやすいからじゃないですか?
もちろんそれもある。でも、システム的にも有利になるということは知っていたかな?
たとえば、同じAという物件を複数の企業が登録した場合、エンドユーザーが見る物件一覧では、どういう順で表示されると思う?
うーん、物件が登録された順なんじゃないですか?
エンドユーザーが「新着順」で検索した場合はもちろんそうなるけど、連合隊では他社と物件がかぶった場合、「物件写真が多い順」に表示されるんだ。複雑なプログラムで成り立っているため、例外はあれど、基本的にはそうなると思ってもらっていいよ。
物件一覧だけでなく、いろんなところで出てくる「この物件も気に入るかも?」のようなレコメンド枠についても同じルールだよ。
連合隊に限らず、ポータルサイトや検索サイトというのは、より優良な情報が上に来るように設計されているからね。
そうなんですか!?
それは知らなかった・・・。情報ありがとうございます!
さらに、連合隊では、登録写真10枚以上で、物件一覧に「写真充実」アイコンがつくからね。
物件一覧の検索でも「写真が充実している物件(10枚以上)」というチェックボックスがあるだろう?
写真枚数が多いと、こういった検索に引っかかるようになって有利なんだ。
どうやったら検索で有利になるかを考えるのは、ポータルサイトを利用する上で、基本中の基本だよ。
どうだい?写真の「量」の重要さがわかってきたかな?
すっごく大事ですね。身に沁みました。写真枚数が多いだけで、こんなにトクをするなんて・・・。
写真の質は、会社の信頼度まで左右する
次に写真の「質」の話をしよう。
今、写真の「量」が多いほどトクをするという話をしたけれど、もちろん、適当な写真をただたくさん掲載すればそれで良いというわけじゃない。
タナカ君が登録したこの写真、これ、生写真ではなく、チラシのスキャン画像か画面のキャプチャ画像だよね?
あ、バレましたか・・・。
忙しくて、写真を撮りに行く時間がなくて・・・。
画像の解像度が荒すぎるから、すぐわかるよ。そして、そういう姿勢は、エンドユーザーにもダイレクトに伝わってしまう。
むしろ、そういう写真ばかりだと、「この会社は、いつも登録が投げやりだ」とユーザーからレッテルを貼られ、反響の低下につながる恐れもある。
好業績を叩き出している連合隊参加会社の中には、社長自ら日々、物件撮影に出向き、クオリティの高い写真を撮影し、掲載し続けている企業もある。
こういった企業は、エンドユーザーからの信頼が厚く、物件を掲載すればすぐに人気物件ランキングの上位に入るだけでなく、その企業のホームページに直接訪れるお客様まで増えていくんだよ。
同じ物件でも、生の写真を載せるのと、スキャンやキャプチャ画像を載せるのとでは、エンドユーザーからの信頼度まで変わってくるのはどうしてだと思う?
うーん、キャプチャ画像だと、手抜きをしてると思われるからですかね?
そうだね。もっと厳密にいうと、生の写真を掲載している場合、エンドユーザーがそれを見たときに「この担当者は、きちんと現地に下見に行って、この物件のことを知り尽くしているんだ」と思ってもらえるということなんだ。
安心感を与えることができるから、企業に対する信頼度まで変わってくるんだよ。
もちろん、事業的に全国各地の収益物件を取り扱っている場合など、物理的に写真を撮りに行くことが困難なケースはあるかもしれないけれど、できるだけ生写真を掲載することをおすすめするよ。
それに、今はテクノロジーがどんどん進化してきているから、将来的には、「画像の質」までコンピューターが判断し、より質の高い情報をエンドユーザーに自動で提案していく流れになると思う。
今のうちから、質の高い写真を登録しておくに越したことはないよ。
写真撮影のコツ~明るい写真の方が反響が取れる~
なるほど。了解です!
あ、でも、実はボク、残念なことに、写真のセンスがゼロなんです・・・。
クオリティの高い物件写真を撮るコツってあるんですか?
カメラを引いて下から撮るとか、電線などの邪魔なものを入れないようにとか、基本的なことも含め、挙げればキリがないけれど、じゃあ、今回はひとつだけ。光のコツについて教えるね。
以下の写真を見てみよう。
物件の明るさにだけ注目したら、どちらの写真の見栄えが良く見えるかな?
左ですね。
右の物件はすこし日当たりが悪そうに見えます。
そうだね。どうしてそう見えるかというと、左の写真は建物の前面に光がしっかり当たっているのに対し、右の写真はそうではないからなんだ。
外観写真というのは、撮りたい角度から見て建物にしっかり光が当たる時間に撮影するのがコツだよ。
左の写真のように、太陽を背にした順光で撮ると、建物によく光が当たり、空が真っ青になって建物が映えるんだ。
それに対し、右の写真のように、逆光で撮影してしまうと、物件の前面に光が当たらず、薄暗いイメージになってしまう。
勉強になります!
メモしてるので、ちょっと待ってください・・・!(メモメモ・・・)
これは、室内写真にも言える話で、室内でも明るい側を背にして撮るのが原則だよ。部屋の中も明るく見えるんだ。
もし、それでも写真が暗くなってしまった場合は、ラルズマネージャーの「物件写真の追加・編集」画面に「明るさ調整機能」があるので、活用してみるといいよ。
そんな便利な機能があったんですね!
積極的に活用してみます。
「クリックされる写真」を意識しよう!
あと、ポータルサイトへの掲載というのは、いかにクリックされるかがすべてなので、物件写真のテイストもたまにはいつもと違う雰囲気にしてみるのもいいね。
たとえば、昼間の外観写真ではなく、ライトアップされた夜の外観写真や、目立つインテリアを配置した室内写真などをメイン画像(=物件一覧に表示される画像)にしてみるとか。
おお!これまた雰囲気が全然違いますね!たしかに、こんな写真が一覧に表示されていたら、思わずクリックしちゃいそうです・・・!
でしょ?あと、インテリアといっても、大げさに考えなくてもいいよ。
過去には、カラフルなクッションを置いてみるだけでクリック率が上がったという事例もあったくらいだし。
要は、画面上でエンドユーザーが気になるよう、工夫してみるということが大事なんだ。
常に、画面の向こうのユーザーの存在を考えて写真撮影しよう。
どの写真をメイン画像にするかは「物件写真の追加・編集」画面で簡単に切り替えられるから、反響が来ないと感じたらメイン画像を違う写真に入れ替えてみるのも一つの手だよ。
前回アドバイスしたけれど、「他社の情報と差をつける」ことが大事だからね。
数ある他社の物件写真と並んだときに、エンドユーザーの目に留まり、「お!」と思ってもらえなければダメなんだ。
ただし、なんでもかんでも目立てば良いというものではなく、ごちゃごちゃ加工しすぎると、うさんくさく見られて逆効果になるから気をつけよう。
あと、連合隊の禁止事項にあたる画像を登録したらアウトだから、規定は事前にしっかり確認しておくように。
了解です!
なぜこんなに写真登録について力説しているかというと、連合隊では写真で努力すればしただけ、はっきりと有利になる理由があるからなんだ。
他のポータルサイトでは、同じ物件を複数の不動産会社が掲載している場合、物件毎に一つの情報としてまとめて表示する「名寄せ」という処理が行われていることが多い。
これだと、写真について努力している会社も、そうでない会社も、差がつかないし、エンドユーザーもどれを選んだらいいかわからない。
それに対し、連合隊は、すべての物件を別情報として一覧で表示しているから、同じ物件が並んだ場合、エンドユーザーは間違いなく、その中で最も情報量が豊富な物件をクリックする。
つまり、連合隊は、努力に比例して反響が取れるサイトなんだ。
なるほど!もっと努力しよう・・・。
今回もいろいろと勉強になりました。ありがとうございます!
次回は、物件コメントと、物件情報の更新がどれだけ大事かを解説するよ。
【写真力】に加え、【コメント力】と【更新頻度】の重要さをしっかり理解すれば、もう怖いものなしだ!
よろしくお願いします!