自社ホームページにユーザーを呼び込む主な4つの方法
「自社ホームページのページビュー(閲覧数)が少ない…。もっとお客様を増やしたい!」
誰もがそんなふうに思ったことはあるはず。
ホームページの生死を決めるのは、集客手段です。
どんなに立派なホームページを持っていても、お客様を呼び込む手段をしっかり確立していなければ、ページビューは伸びません。
今回は、自社ホームページにユーザーを呼び込む主な4つの方法を解説します。
なお、作ったばかりのサイトに集客したい場合や、短期で効果を出したい場合に、不動産会社様の集客手段として最も費用対効果が高く、詳しい知識がなくてもできるのは「不動産ポータルサイト広告」になります。
自社が割ける予算や手間に合わせ、それぞれを検討していきましょう。
目次[非表示]
- 1.検索連動型広告
- 2.SEO対策
- 3.SNS拡散
- 4.不動産ポータルサイト広告
検索連動型広告
検索連動型広告とは、検索エンジン(Yahoo!やGoogle等)の検索結果に合わせて表示されるテキスト広告のことをいいます。
(扱いが複雑で難しい「ディスプレイ広告」はここでは割愛します)
たとえば、検索画面で『不動産投資』というワードで検索すると、不動産投資にまつわるページが表示されます。
この検索結果画面で、【広告】というアイコンがついているテキストが、検索連動型広告になります。
メリットは、感度が高いユーザーにアプローチできることです。
先ほどの例でいうと、『不動産投資』と検索した人は、少なからず『不動産投資』に興味があるユーザーです。
そのため、ユーザーがサイトに来てくれてからのコンバージョン率(御社が目的とする行動の達成率)が高いという特徴があります。
デメリットは、初心者が運用した場合、費用と手間がたくさんかかってしまうことです。
検索連動型広告の料金は、広告がクリックされるたびに発生します。1クリックあたりの料金は入札制で、検索数の多い人気キーワード(=「ビッグワード」といいます)ほど、最低入札価格も高くなります。
たとえば、先ほどの『不動産投資』というキーワードで広告に出そうと思うと、1クリック1000円以上もかかってしまいます(2017年時点)。
そのため、予算と効果を絞って、「◯◯地区(自社が強いエリア)×マンション」など細かくキーワードを設定していくことが求められます。
これらのことから、検索連動型広告は、「運用に慣れていて、予算と時間があり、達成したい目的が明確な場合」が好ましいでしょう(例:特定の資料をダウンロードさせたい、特設マンションページに呼び込みたい等)。
SEO対策
SEO対策とは、検索エンジン(Yahoo!やGoogle等)の自然検索で自社のコンテンツを上位に表示させるために取る対策のことをいいます。
自然検索とは、広告ではない検索結果部分のことを指します。広告ではないため、検索エンジンに支払う費用は発生しません。
これだけを聞くと、「タダで集客できるの?」と思われるかもしれませんが、実際はまったく違います。
まず、「どうすれば上位に表示できるか」の明確な基準は公表されていませんし、その基準もコロコロ変わります。そのため、こうすれば絶対良くなるという公式はありません。
2017年時点では、SEO対策としては「良質な被リンク」「良質なコンテンツ」「スマホ対応」が重視されています。
要するに、他のサイトから貼られている良質なリンクを増やし(不自然に増やすとペナルティになるため注意)、ユーザーのためになるコンテンツを作成し更新し続けることが重要というわけですが、これには膨大な時間と手間と根気が必要になります。
このように、時間と人手の面から見ると、決してタダではないとわかります。
なお、「スマホ対応」とは、御社のホームページをスマホで見たときに、スマホ専用の見やすい画面に切り替わるか否かという問題であり、これに対応していない場合は、検索順位がなかなか上がりません。
スマホユーザーが急増している今、まだ自社サイトがスマホ対応していなければ、それだけで損をしてしまうため、早急に実施すべきでしょう。
スマホ対応については、こちらの記事も合わせてお読みください。
SNS拡散
SNS拡散とは、TwitterやFacebookなどのソーシャルネットワークで、自社の情報を発信する行為を指します。
無料で気軽に投稿できるため始めやすいですが、不動産を探している人がピンポイントで集まる方法ではありません。
中でも効果があまり出ない例として、「物件情報をただ機械的に投稿しているだけ」というパターンをよく見かけます。
不動産取引は信頼が大切であるため、SNSでは物件情報よりも、社内活動やお客様の声を紹介するなど、親近感を持ってもらうためのツールとして利用すると良いでしょう。
不動産ポータルサイト広告
不動産会社様が短期で最も効果を出しやすいのが、不動産ポータルサイトへの物件掲載・広告出稿です。
不動産ポータルサイト運営会社は、「不動産を探している人」を集めるのが商売であるため、「検索連動型広告」「SEO対策」他、あらゆる集客方法を日々実践し、莫大な予算と人員を投下しているはずです(そのため、不動産会社単体で検索順位で勝負しても、この分野では不動産ポータルサイトにはなかなか勝てないはずです)。
だからこそ、その威力に乗ってしまうというのが、この「不動産ポータルサイト広告」です。
費用も内容によってピンキリですが、「不動産を探している人」に対してアピールできるため、たとえ多少費用がかかったとしても、費用対効果は高くなる傾向があります。何よりも、専門的な知識がなく、誰でもすぐに始められて、短期で効果を出しやすいというメリットがあります。
不動産ポータルサイトごとにウリにしている特徴が違うので、自社に合った媒体を選ぶのが良いでしょう。
今回のテーマである、自社ホームページを見にきてくれるお客様を増やしたいのであれば、「サイト送客」に強い、弊社ポータルサイト『不動産連合隊』での物件掲載数アップ・広告出稿をおすすめします。
「ホームページを作ったはいいもののあまり見られていない・・」そうお悩みの場合、集客手段の弱さが原因であることがほとんどです。
まずは誰でもすぐに始められる「不動産ポータルサイト広告」の強化を検討し、さらに予算がある場合は、「検索連動型広告」、自社でノウハウがあり時間と手間をかける余裕があるならば、「SEO対策」「SNS拡散」を検討することをおすすめします。