
『映える』物件写真が撮れるコツ8選+小ネタをご紹介!
エンドユーザーが物件を探すうえで、最も注目していると言っていい「物件写真」。
今回は、この「物件写真」を映える&キレイに撮るコツをご紹介します!
目次[非表示]
外観・内観を撮るときのコツ一覧
脇を締めて構え手ブレを抑える
まず、写真のブレを抑えて撮るのが基本中の基本になります。
立って撮る場合は、両足を肩幅程度に開き、軽く膝を曲げて身体を安定させましょう。
基本的に、脇は身体にピッタリくっつけるように締めて撮影します。
カメラの場合
レンズが出ているタイプの場合は、左手でレンズ下から包みこむように支えます。
レンズが出ていないタイプは、左手の親指を立ててカメラの側面に添え、人差し指は底面に当てて、中指〜小指は握り込む形で支えます(サムズアップのような手の形になります)。
右手は、親指と中指で挟み込むように持ち、人差し指でシャッターボタンを押しましょう。
スマホの場合
スマホで撮影するときは、脇をしめて、左手でスマホの背面(カメラレンズから下)を覆うように持ち、右手は軽く支えながら撮影ボタンを押しましょう。
背面をしっかり支えることで、手ブレを抑えてキレイに撮ることができます。
写真が曲がらないよう垂直を意識する
建物が斜めになっていると、違和感があったり見栄えが悪くなったりします。
柱や窓枠など縦の線がわかるものを基準にし、垂直になるよう意識をして建物を画面に収めて撮影しましょう。
外観の奥行きを出したいときは、斜めから撮る
外観の奥行きを出して、大きく立体的に見せたいときは、斜めから撮影するのをオススメします。
さらに、広角レンズを使用することで、より奥行きのある写真を撮ることができます。
建物の正面に光が当たるように撮る
太陽が建物の後ろ側にあると逆光で全体的に暗くなり、日当たりが悪い印象を与えてしまいます(例:左の画像)。
建物の正面に日の光がくるように(太陽が自分の背中にくるように)撮ると、明るくて日当たりが良い印象の写真になります(例:右の画像)。
グリッド線を活用して、空と建物を一緒に撮影する
スマホもデジカメも、設定からグリッド線を出すことができるので活用することをオススメします。
なるべくグリッド線の2〜3枠内が青空になり、その他が建物や周辺になるよう意識をすると、収まりが良い構図で撮影ができます。
部屋の中が広く見えるよう、ひざ立ちで撮る
▼左の写真は立った状態で、右の写真はひざ立ちの状態で撮影。右のほうが奥行きを感じられ広く見えます。
部屋の中を撮るときは、ひざをついた状態で撮ると、天井と床が画面におさまりやすくなり部屋が広く見えます。
立った状態で撮ると、若干見下ろした状態で撮れてしまうことが多く、実際よりも部屋が狭く見えることがあります。
トイレやバスルームは立って撮影した方が良いケースも
トイレは空間自体が狭く、ドア枠が映らないように撮るのが困難なときが多いです。
ひざ立ちでうまく撮れない場合は、立った状態で撮りましょう。
こういった狭い空間は、生活目線(立ったときの目線)で撮影したほうが、エンドユーザーがイメージしやすいという利点もあります。
室内はなるべく日の光を多く入れて撮る
なるべく日の光を部屋に入れて撮ることで、自然で明るい印象の写真になります。
日の高い時間に撮影や、雨戸が閉まっているときは開けるなどして、部屋の中に自然光を取り入れましょう。
室内で電気をつけての撮影は、天気が悪くて薄暗い・日当たりが悪くて暗いときだけにして、なるべく人工の光を使わないよう撮るのがオススメです。
リビングは全体が見える対角線上で撮る
リビングは、正面からではなく対角線上の位置から全体を見渡せるところで撮ると、より広い空間を演出できます。
正面から撮るよりも多くの要素を入れやすく、見栄えがする写真になります。
【小ネタ】周辺写真は、環境の良さがアピールできるものを選ぶ
周辺写真は、その物件のターゲットにアピールできる環境を中心に掲載するのがベストです。
駅、スーパー・ドラッグストア・コンビニなどの日用品・食品が買えるお店、病院、銀行は、どの層に向けてもアピールできるので、最寄りの該当施設は掲載しましょう。
家族向けの物件は、公園や学校・幼稚園・保育園を。シングル向けの物件は、ファーストフード店など安くて気軽に利用できる飲食店を…というように、ターゲットのライフスタイルに合わせた施設が最寄りにある場合は、それらも追加で掲載をオススメします。
【小ネタ】三脚を使えば、手ブレや垂直をキープできて撮影しやすい!
また、前述した手ブレを抑えたり垂直をキープしたりして撮影するときに、三脚を使うともっと撮影がしやすくなります。
三脚でカメラを固定することで、構図もしっかり決めることができるうえに、露出や照度の補正設定もしやすくなるので、よりキレイな写真を撮ることができますよ。
さいごに
常にエンドユーザーを意識して撮影をすることで、他社の物件情報と差をつけられます。
反響を増やすためには、雰囲気の良い写真や、詳細な物件情報を載せることが大切です。
より多くのユーザーを獲得するために、ぜひ参考にしてみてください!