このたび株式会社ラルズネットは、自社開発の不動産業務支援システム『ラルズマネージャー』を全面刷新し、2025年6月30日に『新ラルズマネージャー』として正式にリリースいたしました。
創業から25年、全国3,400社を超える不動産会社様と向き合う中で寄せられたお悩みやご要望をもとに、約3年をかけてシステム全体を最新技術でゼロから再構築しています。
本システムは、新たな機能(アプリ)の柔軟な追加が可能な構造となっており、今後もさらに多様な課題解決にスピーディーに対応していく予定です。
リニューアルの背景:人手が足りない現場を支えたい
地方の不動産会社様の人手不足は深刻で、日常業務に追われ、付加価値を生み出しにくい状況が続いています。
この負担を少しでも軽減するため、「more fast(より速く)」を開発コンセプトに設定。不動産会社様の手間を省き、本業に専念できる環境を目指しました。
最新技術の導入で、動作スピードが従来の約3倍に向上。
順次スマートフォンに対応予定で、出先からでもすぐに反響対応や物件更新が可能です。
▶『機能一覧』ページで、ラルズマネージャーの人気機能をご紹介しています
代表より:新ラルズマネージャー開発に込めた想い
「お客様が使うシステムをゼロから作り直しませんか?
今のシステムは古く、保守管理も大変で、このままでは将来、お客様も当社も負担が大きくなっていくと思います」
——若手エンジニアのこの提案が、すべての始まりでした。
たしかに長年使い続けたシステムは、時代に取り残されつつありました。
しかし、約1000社が利用する基幹システムの刷新には、3年以上の歳月と多額の予算が必要でした。
当時は新機能開発の要望も多く、売上につながる案件も控えていました。
それでも最終的に、若手社員の意見を採用し、すべて作り直す道を選びました。苦労はあっても、その先にこそ未来があると信じたからです。
そこからの3年は泥臭い日々でしたが、情熱を絶やさず挑んでくれたスタッフに感謝しています。
最新技術でゼロから作り直した新ラルズマネージャーは、「more fast」をコンセプトに、従来の約3倍の動作スピードを実現。
お客様の声を徹底的に取り入れ、忙しい不動産会社様の手間を減らすことにこだわりました。
まずは物件登録など基本機能からの提供になりますが、今後は「バーチャルホームステージング」機能、収益物件の「長期修繕レポート作成」機能、来年には「AI搭載社内ポータル」機能などを順次追加予定です。
そして将来的には、当社のミッションである「中小企業のための生産性倍増プラットフォーム」の完成を目指します。
開発に尽力してくれたスタッフ、テストに協力くださった加盟店の皆さまに心より感謝申し上げます。これからも価値あるサービスを全社一丸でお届けしてまいります。
—
株式会社ラルズネット
代表取締役社長 鈴木 太郎
© 2024 RALSNET